Kindle版「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」

仕事休んでうつ地獄に行ってきた

「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」

丸岡いずみ(著)

フリーアナウンサー丸岡いずみさんのエッセイです。

今年(2021年)、有村昆さんとの離婚を発表した丸岡いずみさん
こちらのエッセイは放送局アナ時代の仕事から有村さんと出会い結婚するまでが描かれています。

日本テレビ報道局に中途入社し、報道記者として社会部 警視庁捜査1課を担当されたこともある丸岡さん。
寝る間もなく、常に真剣に仕事に向き合い、真面目でまっすぐな人柄がこの本を読んでよくわかりました。
ぽわんとした柔らかいイメージを持っていましたが、とても自分に厳しくストイックな方なのだと思います。

丸岡さんは関東大震災の取材後、体調を崩してしまい、うつ病で休業に入ります。
体調が悪い中でも、仕事への熱意は衰えず、とうとう限界を迎えてしまい休業に入られたようですが、まさかその体調不良がうつ病だとは思わなかったそうです。
眠れず、食べられない日々が続き、精神科でもらった薬に抵抗があり飲まなかったことから、ますます症状が悪化され入院するまでになってしまいました。

入院後、薬の服用をするようになり徐々に回復し、その中で有村さんが丸岡さんの心の支えになっていたようです。本の中での有村さんはとても紳士で、最近の報道を思うと悲しくなってしまいました。

彼女の人柄や必死さはとても魅力的で、この本を読んで好きになってしまいましたが、それと同時に今どうされているのかとても気になっています。
丸岡さん、応援しています!!
また笑顔を見せてくれる日を待ってます。